このサイトについて

 1920年代〜1930年代に活躍したソビエト・ロシアの作家イリフ&ペトロフの作品を紹介します。現在の日本では入手しづらい彼らの作品を、翻訳・公開することで残していきたい、それがこのサイトの趣旨です。メインコンテンツは作品の翻訳です。


▼イリフ&ペトロフとは?

十二の椅子』と『黄金の仔牛』が代表作として知られる作家ユニット。ほかに短編小説や時事コラム、アメリカ紀行文などを書きました。
彼らの作品は、諷刺のきいたユーモラスなものが多く、ドストエフスキーなど、よく知られたロシア文学とは違った雰囲気を持っています。
閉鎖的なソビエト社会に生きながら、その状況に絶望したりせず、世の中に俗悪さが蔓延することをユーモアを持って警告しつづけた人たちでした。


▼翻訳について

翻訳記事には、初出時の貴重な挿画もいっしょに載せることがあります。
いちど公開した翻訳も随時見直しています。修正した内容は予告なく更新されます。

当サイトで公開している翻訳作品はこちら(随時追加)


▼翻訳以外の記事について

サブコンテンツとして、作品が書かれた時代についてや、作家にまつわるエピソードも記事にしています。サイト管理人が覚書として書いているものですが、ご興味のある方はお読みください。

▼サイト管理人

一介のイリフ&ペトロフ愛好者です。研究者でも、プロの翻訳家でもありませんが、大学でロシア文学を購読しつつ、少しずつ文献を買いそろえ、こつこつ調べながら書いています。もしサイトに間違いがありましたらコメントでご指摘ください。



▷サイト管理・翻訳:Ayako Kagotani
▷Twitter:@1920x_ilfpetrov

コメント

匿名 さんのコメント…
突然失礼します。このサイトの趣旨が非常に面白いと思いましたので自分のブログ記事でリンクしました。事後連絡で申し訳ありません。まずいようでしたらお詫びしてリンク解除いたしますのでどうかおっしゃってください。→ https://schweigende-ente.blog.jp/archives/52304490.html (「日本でも」という部分)
ayako kagotani さんの投稿…
ブログ主です。お知らせありがとうございます。リンクを貼っていただいた記事と、その次の記事を拝見しました。「ロシア文学作家辞典」に載っていないというエピソード、やはり冷遇されているのか…と妙に納得しました。日本でも似たような感じです。私個人は『黄金の仔牛』の後半パートが大好きでして、記事でがっつり紹介いただいていて嬉しかったです。魅力的な記事にリンクを貼ってくださり光栄です。ありがとうございます。ロシア語および古教会スラブ語の学習中ですので、他の記事も読んで勉強させていただきます。