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2022年8月〜11月の記事まとめ

▷ 緑字 のところをクリックすると、各記事にジャンプ ▷以前のまとめ記事も #まとめ というハッシュタグから検索可能 翻訳 ( * コメンタリー) 『戸籍登録員の過去』(1929年)(4/5) 結婚と放蕩 『戸籍登録員の過去』(1929年)(5/5) ふたたび1913年 * 『戸籍登録員の過去』コメンタリー 『十二の椅子』『黄金の仔牛』関連 『十二の椅子』の映像化作品 ポスタービジュアルや本編映像 イリフ&ペトロフと同時代の作家たち エレンブルグによる回想『諷刺作家イリフ、ペトロフ』 ブルガーコフ『運命の卵』のなかのオデッサ言葉 イリフ&ペトロフの文学的遍歴 雑誌『クロコジール』とその掲載作 新聞『プラウダ』とその掲載作 作品年表をつくってわかった、イリフとペトロフのターニングポイント

映画/ドラマでみる『十二の椅子』(レオニード・ガイダイほか)

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イリフとペトロフの代表作『十二の椅子』の映像化作品で有名なのは、レオニード・ガイダイ監督による1971年の映画。 キノポイスクという映画紹介サイトの「映画トップ250」 では、今でも100番台にランクインしていることが多い。 画像出典:kinopoisk.ru このガイダイ監督作以外にも、『十二の椅子』は10回近く映像化されている。 この記事では、そうした映像化作品を古い順に紹介。 ▼目次 1932年、チェコスロバキア・ポーランド (マーティン・フリッチ、ミハウ・ワッチンスキ) 1962年、キューバ (トマス・グティエレス・アレア) 1966年、ソビエト (アレクサンドル・ベリンスキー) 1969年、イタリア・フランス (ニコラス・ジェスネル、ルチアーノ・ルチグナーニ) 1970年、アメリカ (メル・ブルックス) 1971年、ソビエト (レオニード・ガイダイ) 1976年、ソビエト (マーク・ザハーロフ) 2004年、ドイツ (ウルリケ・オッティンガー) 2005年、ロシア・ウクライナ (マクシム・パペルニク) 2016年、リトアニア (アルギス・ラマナウスカス) 2023年、ロシア (ピョートル・ゼリョーノフ) どの作品でも「12脚ある椅子のどれかにお宝が埋まっていて、それを探して2人組がドタバタ劇を演じる」という基本プロットは同じのため、かなり翻案されている場合でも、字幕のない動画でも、迷子になることなく楽しむことができる。 *姉妹記事: 映画/ドラマでみる『黄金の仔牛』(ウリヤーナ・シルキナほか) はこちら。 _______ 1932年、チェコスロバキア・ポーランド 原題:Dwanaście krzeseł  監督:マーティン・フリッチ、ミハウ・ワッチンスキ 画像出典:kinopoisk.ru Youtubeで視聴可能(字幕なし)。 人物設定など、かなり改変されているようだ。 _______ 1962年、キューバ 原題:Las doce sillas 監督:トマス・グティエレス・アレア 画像出典:kinopoisk.ru Youtubeで視聴可能(英語字幕あり)。 _______ 1966年、ソビエト 原題:12 стульев 監督:アレクサンドル・ベリンスキー 画像出典:kinopoisk.ru ソビエトでの映像化は、ガイダイ(1971年)が最初で...